黒染めしたところは、明るくなりにくい。

急用ができて、間に合わせでホームカラーで染めたり、今でしたら巣ごもりでカラーだけ家でやることにした方もいらしゃるのではないでしょうか。今回はホームカラーでよくあるトラブルをお伝えします。

薬局で気軽に買えて、家でながら作業しながら染めができるのは、便利です。
その分誰でも使えるように薬も調節してありますが、多少美容室と違う点もあります。
ただ今回は、大きなリスクにならない様に、事前知識としてホームカラーを扱ってほしいです。
というのは、一度黒染めもしくは濃い目に入れしまったカラーは、次のカラーに支障をきたすという事実
以前、黒染めして次明るくしたいなぁっと思っても仕上がりが明るくなりにくいってことがあります。
前に黒染めしたところが邪魔するので、色が入りづらいのです。
現場でもよくあって、聞くと以前ホームカラーで黒染めしていたと判明します。

イメージしてみてください。
真っ白なキャンパスの上に、絵の具の黒が塗られます。またその上に、明るい色キイロやオレンジなどのっけてみますよね。
そしたらどうなるでしょうか?
黒の影響で色が濁りますよね。
これは、黒がもつ特性とも言えるのですが、闇に包む無力化が働き明度、彩度を吸収し目立たなくさせるのです。
話しを戻すと、黒染め後は、明るさが無力化になりがちで、色が上がりにくいのです。

そうしたらどうしたらいいでしょうか?
という声が聞こえてきそうですが、実はあまり戻す手立てがないです。
基本、月日が経つまで待つ(だいたい半年以上)もしくは、リタッチカラーでコツコツ明るくしていく。
もしくは、ヘアダメージを背負ってブリーチを一かバチでやるか… にしてもリスクは負いたくないです。

ホームカラーする場合は、仕上がりの色をよく確認し購入。所定時間を十分に守っていただけたら越したことはありません。きっと大丈夫だと思ういますので、くれぐれも放置時間中に寝て長置きしないようにしましょうね。

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